• 04998-2-2523
  • info@ogasawara-green.co.jp 

SAKUWOOD認証協議会へ


<SAKUWOOD認証協議会への参加>


小笠原グリーンは「SAKUWOOD認証協議会」に参加することになりました。
SAKUWOOD認証協議会とは、生態系保全に基づいた伝統農林業ノウハウを重んじ、次世代へ引き継ぐ科学的根拠に基づいた新しい製品を研究開発していくことを目途に設置された協議会です。
また、この協議会では木材のトレーサビリティ認証も行っており、「伐採期」「乾燥方法」「気取り」「造材」などが証明書として発行されます。

小笠原には固有・在来の貴重な南洋材が数多く生息していますが、戦前に持ち込まれた「アカギ」や「モクマオウ」、「ギンネム」といった外来樹による生態系攪乱に悩まされています。当然、外来種駆除という目的の公共事業が「国」「東京都」「村」とで同時並行的に事業実施されているのですがコスト面、人的資源量に限界があり、効果的で効率的に駆除しきれていないのが現状です。

SAKUWOOD認証協議会には京都大学農学部の高部圭司教授も参加されており、アカギの木質分析の結果、ワシントン条約で取引規制されている「マホガニー」に匹敵する木質であることがわかってきました。
ちなみに高部圭司教授は小笠原生態系保全に基づく開発委員会にも「アドバイザー参加」していただくことになりましたので、今までゴミとして処分されていたモクマオウやギンネム、その他外来樹種の木質の有用性が証明されてくれば、ゴミが宝に変わるかもしれません。

外来種は駆除しチップ化→堆肥利用するだけではなく、地域産業化させながら利用していく手法を加えることで公共事業費をコストダウンさせ、より効果的な公共事業として公費を使っていくことが可能になると私たちは考えています。また、1次産業である林業を小笠原に興し、6次産業化させていくことで外来種駆除の公共事業依存を軽減していくことも可能ではないでしょうか?

勿論、貴重材の宝庫となれば「皆伐」など極端な商用利用も想定されますが、これは私たち地域住民とSAKUWOOD認証協議会のような生態系保全を前提とする団体とが協働していくことで解決できると思います。
また、木材の品質面だけでなく、「世界自然遺産」産の木材であることを伐採から造材まで客観的に証明していただけることは小笠原材のブランド戦略としても合致していきますし、これは小笠原自体のブランド戦略にも繋がっていくと確信しています。

小笠原グリーンは今後、地域内だけでなく、地域外でも同じ志を持つ団体や個人との協議や協働を拡げていきます。皆さま、どうぞ温かい視点でのご支援をお願い致します。